社会医療法人 社団 カレス サッポロ 時計台記念病院・時計台記念クリニック
(財)日本医療機能評価機構認定病院
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1)リハビリテーションの提供体制について

リハビリテーション部
 当院リハビリテーション部は急性期・回復期・社会生活期へのリハビリテーション提供体制をとり、あらゆる疾患に対応しています。更に入院患者様へは365日のリハビリを提供できる体制もとっています(制度上、提供できない場合もございます)。
理学療法士37名、作業療法士21名、言語聴覚士8名が在籍し、充実したリハビリが提供できるよう日々努力をしております。




2)教育体制

 患者様のリハビリテーションを主に提供する「担当者」に加え、指導担当のセラピストも配置しています。担当者と指導担当者は入院リハビリテーション計画や治療方針について随時相談をし、いつでも最適なリハビリテーションが提供できるよう努力しています。また当院オリジナルの卒後教育制度を導入し、入職時から卒後10年程度まで、継続した指導が受けられる体制をとっております。他に症例検討会、勉強会を多く実施し、知識・技術の研鑽を行っています。研究活動の推進も支援し、患者様のリハビリテーションへ還元できるよう努力しています。


平成28年度実績
  氏名 職種 学会名 演題名
1 渡辺智也 理学療法士 第51回日本理学療法学術大会 脳卒中患者における意欲は
どのリハビリテーションの帰結に影響するか
2 三上裕貴 作業療法士 第47回北海道作業療法学会 刺激の提示空間が動的刺激の予測課題に及ぼす影響についての検討―空間性注意機能に対する新たな評価の試み―
3 齋藤弘匡 作業療法士 第8回日本訪問リハビリテーション協会
学術大会 in 東京
被介護者の抑うつと介護負担感の関連についての検討
4 矢萩錠二 理学療法士 第22回日本心臓リハビリテーション学会
学術集会
循環器病棟高齢患者のリハビリテーション実施による日常生活機能の変化 −看護必要度B項目による検討−
5 宮口智美 作業療法士 第29回日本サイコオンコロジー学会総会 当院終末期がん患者の要求の傾向とQOLの変化
6 青木景資 理学療法士 第40回日本死の臨床研究会年次大会 当院終末期がん患者のQOLの変化-セルフケアと移動の要望 に対する満足度に着目して-
7 雄谷太一 理学療法士 日本デイケア学会 第21回年次大会 
金沢大会
屋外歩行自立者の降雪前後における機能・活動変化について〜当院通所リハビリテーション利用者における検討〜
8 竹原崇皓 作業療法士 リハビリテーション・ケア 合同研究大会 
茨城2016
左半球損傷例における入院時の機能・能力からみた 上衣更衣自立に関する因子分析
9 渡辺智也 理学療法士 第67回北海道理学療法学術大会 回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中片麻痺患者の 基本動作の改善 -入院時重度〜全介助の動作について-
10 佐々木隆 理学療法士 第67回北海道理学療法学術大会 急性期脳卒中患者の予後予測はいつ行うべきか第一報 屋外活動が自立する症例の検討
11 由水麻里香 理学療法士 第67回北海道理学療法学術大会 急性期脳卒中患者の予後予測はいつ行うべきか第二報 屋内活動が自立する症例の検討
12 大澤良太 理学療法士 第67回北海道理学療法学術大会 当院訪問リハビリテーション利用者の外出方法に影響する要因について
13 小島伸枝 理学療法士 第67回北海道理学療法学術大会 当院骨盤臓器脱患者における骨盤底筋訓練の認知度と実施状況について
14 長谷川隆英 理学療法士 時計台記念病院学術研究会 当院における血管原性下腿切断者の傾向-入院期間と歩行獲得率の調査-
15 斉藤恵子 作業療法士 時計台記念病院学術研究会 課題を達成し訪問リハを卒業した2例の紹介
16 青木景資 理学療法士 第6回日本がんリハビリテーション研究会 終末期がん患者のADL向上例について-非向上例との比較・検討
17 古舘達煕 理学療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
小脳性運動失調症例の階段昇降獲得への介入経験
18 岡崎亜蓮 理学療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
脊髄損傷を発症した患者様の歩容 (右遊脚初期から遊脚中期の右膝関節屈曲角度 低下)改善に向けて
19 菅瀬陽一郎 理学療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
医師・ケアマネージャー・家族・セラピストの連携により立位での家事動作の時間延長がみられた症例 -リハビリテーションマネージメント加算U算定による連携の強化-
20 石田優子 作業療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
橋損傷症例における入院時の問題解決能力自立を 左右する要因
21 羽田伸一郎 作業療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
脳卒中ドライバーのスクリーニング評価と 高次脳評価との関係性について
22 横井絵里奈 言語聴覚療法士 第5回時計台記念病院リハビリテーション部
F.S学術大会
機能向上のみだけでは患者の満足度を満たせず 訓練に工夫を要した症例
23 田中良明 理学療法士 第29回 回復期連絡協議会 回復期退院後定着訪問リハ利用者のADL変化と生活背景の関連について
24 杉正明 作業療法士 第29回 回復期連絡協議会 回復期退院後定着訪問リハビリテーション利用者のADL変化
25 安部善彦 理学療法士 第3回札幌理学療法学術大会 回復期リハビリテーション病棟に入院した大腿骨近位部骨折患者の意欲が退院時歩行自立度へ及ぼす影響
26 倉下知里 理学療法士 第三回札幌支部学術大会 速度向上を伴う起立動作は身長,体重に影響され負荷上昇率を上げる
27 渡邊匠 理学療法士 第三回札幌支部学術大会 脳卒中片麻痺症例の遊脚期の屈筋群の過剰な筋収縮を軽減し歩行速度向上を目指した症例
28 小島伸枝 理学療法士 第3回ウォークエイドUser’s meeting in 福岡 当院における導入から使用までの経験
29 志賀梓紗 作業療法士 札幌高次脳機能障害研究会 自己認識の階層に基づき病識形成に対する介入をした症例
30 佐藤由夏 作業療法士 札幌高次脳機能障害研究会 脳底動脈先端症候群にて眼球運動・視野障害および意識障害を呈した症例


3)他部門との連携

当院リハビリテーション部はリハビリテーションが遅滞なく安全に提供できるよう、各センターや看護部等との密な連携を図っています。各病棟で行われる会議や、多職種合同カンファレンスは毎日実施しています。


@理学療法科

  1. 理学療法とは
     病気や怪我による身体の障害に対して、起き上がる、立つ、歩くなどの基本的動作能力の回復を図るため、運動を行うことをいいます。
     当院では脳血管疾患(脳卒中)や脊髄損傷、整形外科疾患(切断など)、心疾患(心不全、急性心筋梗塞など)、呼吸器疾患(肺炎など)、代謝疾患(糖尿病など)、動脈疾患(慢性閉塞性動脈硬化症など)、がん(術前後、緩和期など)の患者様に対し、障害の改善や体力向上、社会復帰(仕事復帰)を目指してリハビリテーションを行っています。

  2. リハビリの内容
     まずは障害の状態を把握するための評価を実施致します。その後、障害の状態に合わせて筋力トレーニング、関節の動きを柔らかくするトレーニング、バランストレーニング、歩行トレーニングなど、患者様の状態に合わせた練習をしていきます。他にトレッドミル・リカンベントエルゴメーター・心肺負荷試験装置・重心動揺計・機能的電気刺激などを取り入れ、リハビリ評価や運動に使用しています。
     更に入院中からご自宅に伺い手すり設置や段差解消の相談をさせて頂いたり、退院後には訪問リハビリのスタッフがご自宅にお伺いし、実生活に沿ったリハビリを提供します。



A作業療法科

  1. 作業療法とは
     実用的な日常生活における諸活動の自立及び介助の軽減を図るために、日常生活動作訓練を個々の症状に合わせて行うことをいいます。当院では脳血管疾患(脳卒中)脊髄損傷、運動器疾患(骨折など)、心疾患(心不全、急性心筋梗塞など)、呼吸器疾患(肺炎など)、動脈疾患(慢性閉塞性動脈硬化症など)、がん(術前後、緩和期など)の患者様に対し、障害・生活(着替え・トイレ)の改善と社会復帰(復学・仕事復帰)、日常生活動作を阻害する原因となる考える力や記憶する力などの高次脳機能改善に向けたリハビリテーションを実施しています。

  2. リハビリの内容
    まずは障害の状態を把握するための評価を実施致します。身体機能については筋力や感覚に障害がないかなどを評価します。また高次脳機能障害についても評価を行います。その後障害の状態に合わせて身体機能トレーニングと高次脳機能に対するトレーニングを実施していきます。高次脳機能障害については机上課題やパソコンを用いた訓練、日常生活の中での注意点を実践形式で練習します。復職・復学については内容に合わせた課題を実施していきます。
     更に入院中からご自宅に伺い家事動作や趣味活動実施に関する生活環境の相談をさせて頂いたり、退院後には訪問リハビリのスタッフがご自宅にお伺いし、実生活に沿ったリハビリを提供します。


B言語聴覚科

  1. 言語聴覚療法とは
     脳卒中やその他の病気、頭部外傷が原因で起こる言葉の障害・飲み込みの障害改善を目的としてリハビリテーションを行うことをいいます。なぜそのような問題があるのかを多角的に評価し、より充実した生活を送って頂けるよう、また能力を充分に発揮できるよう援助していきます。食事の飲み込みなど、摂食嚥下機能の改善を目指し訓練を実施していきます。

  2. リハビリの内容
     大脳の言語領域の損傷により、「話す」「聴く」「読む」「書く」ことが難しくなり、言葉がスムーズにでてこない、話している内容が理解できない文字が思い出せない等の様々な症状があらわれることを失語症といいます。症状に合わせて文字を書く訓練や、言葉を話す訓練をしていきます。

    発声発語器官(舌・口唇など)の運動が障害されることで、しゃべりにくい(呂律がまわらない・大きな声がでない)などの声や発声の異常が起こります。症状に合わせて声を出すことや、音読の訓練をします。
    食べ物を「食べる」という行動は、食べ物をみて(認知)、口腔内に取り込み噛み砕く、(咀嚼)飲み込む(嚥下)等の一連の流れによって成り立っています。その過程のいずれかが障害された状態を「摂食嚥下障害」といいます。
    症状もそれぞれ違うため、適切に評価し医師、看護師、管理栄養士、各療法士とも協力しながら訓練を行います。加えて摂食嚥下機能をより詳細に評価するために嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)も必要に応じて行います。
    定期的に評価・分析を行いながら、訓練を実施していきます。

部門紹介

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