時計台記念病院


tel:011-251-1221
060-0031 札幌市中央区北一条東1丁目

部門紹介
 

リハビリテーション部のご紹介



3)他部門との連携

 
当院リハビリテーション部はリハビリテーションが遅滞なく安全に提供できるよう、各センターや看護部等との密な連携を図っています。各病棟で行われる会議や、多職種合同カンファレンスは毎日実施しています。

リハビリテーション部の他職種合同カンファレンスの様子

@理学療法科

  1. 理学療法とは
    病気や怪我による身体の障害に対して、起き上がる、立つ、歩くなどの基本的動作能力の回復を図るため、運動を行うことをいいます。
    当院では脳血管疾患(脳卒中)や脊髄損傷、整形外科疾患(骨折術後切断など)、心疾患(心不全、急性心筋梗塞など)、呼吸器疾患(肺炎など)、代謝疾患(糖尿病など)、動脈疾患(慢性閉塞性動脈硬化症など)、がん(術前後、緩和期など)の患者様に対し、障害の改善や体力向上、社会復帰(仕事復帰)を目指してリハビリテーションを行っています。

  2. リハビリの内容
    まずは障害の状態を把握するための評価を実施致します。その後、障害の状態に合わせて筋力トレーニング、関節の動きを柔らかくするトレーニング、バランストレーニング、歩行トレーニングなど、患者様の状態に合わせた練習をしていきます。他にトレッドミル・リカンベントエルゴメーター・心肺負荷試験装置・機能的電気刺激などを取り入れ、リハビリ評価や運動に使用しています。
    更に入院中からご自宅に伺い手すり設置や段差解消の相談をさせて頂いたり、退院後には訪問リハビリのスタッフがご自宅にお伺いし、実生活に沿ったリハビリを提供します。

    トレッドミルでのリハビリの様子

    リカンベントエルゴメーターでのリハビリの様子

A作業療法科

  1. 作業療法とは
    実用的な日常生活における諸活動の自立及び介助の軽減を図るために、日常生活動作訓練を個々の症状に合わせて行うことをいいます。当院では脳血管疾患(脳卒中)脊髄損傷、運動器疾患(骨折など)、心疾患(心不全、急性心筋梗塞など)、呼吸器疾患(肺炎など)、動脈疾患(慢性閉塞性動脈硬化症など)、がん(術前後、緩和期など)の患者様に対し、障害・生活(着替え・トイレ)の改善と社会復帰(復学・仕事復帰)、日常生活動作を阻害する原因となる考える力や記憶する力などの高次脳機能改善に向けたリハビリテーションを実施しています。

  2. リハビリの内容
    まずは障害の状態を把握するための評価を実施致します。身体機能については筋力や感覚に障害がないかなどを評価します。また高次脳機能障害についても評価を行います。その後障害の状態に合わせて身体機能トレーニングと高次脳機能に対するトレーニングを実施していきます。高次脳機能障害については机上課題やパソコンを用いた訓練、日常生活の中での注意点を実践形式で練習します。復職・復学については内容に合わせた課題を実施していきます。
    更に入院中からご自宅に伺い家事動作や趣味活動実施に関する生活環境の相談をさせて頂いたり、退院後には訪問リハビリのスタッフがご自宅にお伺いし、実生活に沿ったリハビリを提供します。

    パソコンを用いた訓練

    家事動作のリハビリ 机上課題の練習。札幌のリハビリはご相談を。

B言語聴覚療法科

  1. 言語聴覚療法とは
    脳卒中やその他の病気、頭部外傷が原因で起こる言葉の障害・食事の飲み込みの障害改善を目的としてリハビリテーションを行うことをいいます。なぜそのような問題があるのかを多角的に評価し、より充実した生活を送って頂けるよう、また能力を充分に発揮できるよう援助していきます。食事の飲み込みなど、摂食嚥下機能の改善を目指し訓練を実施していきます。

  2. リハビリの内容
    大脳の言語領域の損傷により、「話す」「聴く」「読む」「書く」ことが難しくなり、言葉がスムーズに出てこない、話している内容が理解できない、文字が思い出せない等の様々な症状があらわれることを失語症といいます。症状に合わせて文字を書く訓練や、言葉を話す訓練などをしていきます。家庭復帰、社会復帰を目指し、よりコミュニケーションの幅と質を向上させていきます。
     舌・口唇などの運動が障害されることで、呂律がまわらない・大きな声が出ないなどの声や発音の異常が起こります。症状に合わせて声を出すことや、音読の訓練をします。
     食べ物を「食べる」という行動は、食べ物をみて(認知)、口腔内に取り込み噛み砕く(咀嚼)、飲み込む(嚥下)等の一連の流れによって成り立っています。その過程のいずれかが障害された状態を「摂食嚥下障害」といいます。脳卒中のみでなく、加齢や低栄養による全身の筋力低下が原因となる誤嚥性肺炎も近年増えています。
    症状もそれぞれ違うため、適切に評価し医師、看護師、管理栄養士、各療法士とも協力しながら訓練を行います。加えて摂食嚥下機能をより詳細に評価するために嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)も必要に応じて行います。
     退院後も安心して食事を楽しんで頂けるように、食べる訓練を実施します。

    パソコンを用いた訓練

    家事動作のリハビリ 机上課題の練習。札幌のリハビリはご相談を。

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