教育理念
看護部理念に基づき、人間相互の慈しみに満ちた豊かな感性と、質の高い看護実践を自ら学ぶ姿勢を育成する
教育目標
- 患者・家族を全人的に捉えられるよう人間性豊かな感性を育む
- 論理的な思考と正確な看護技術を基盤にケアの受け手のニーズに応じた看護を実践する能力を育む
- 専門職者として主体的に自律して学ぶことができる人材を育む
教育体制
- 患者・家族のありのままを受け入れ、「生きる」を支える思いやりの心を育てる
- お互いの個性を認め合い、個人の成長を醸成し、看護の喜びを共有できる心を育てる
- あらゆる療養の場で、根拠に基づく的確な判断、状況に応じた看護実践を支援する
- 患者・家族やメディカルスタッフとの信頼関係のもと、ニーズを捉えた個別性の高い看護実践を支援する
- 日々の看護実践、研修、看護研究等を通して、自ら学び、自己の責任で目標達成に必要な能力の向上に取り組むことができるように支援する
看護実践能力を育てる
あらゆる療養の場で、根拠に基づく的確な判断、状況に応じた看護実践ができる看護師を育てたい主体的に学ぶ力を育てる
日々の看護実践、研修、看護研究等を通して、自ら学び、自己の責任で目標達成に必要な能力の向上に取り組むことができる看護師を育てたい慈しみに満ちた豊かな感性を育てる
あらゆる療養の場で、根拠に基づく的確な判断、状況に応じた看護実践ができる看護師を育てたい看護師が互いに学びあう
互いの個性を認め合い、個人の成長を醸成し、看護の喜びを共有できる心を育てたい互いに協働する力
患者・家族やメディカルスタッフとの信頼関係のもと、ニーズをとらえて個別性の 高い看護実践ができる看護師を育てたい
当院の教育目標の一つ「学び合い成長する」を目指し、新人看護師だけでなく、プリセプターシップを通して学び合う体制にする
↓
● 教育リーダー:プリセプターをサポート・成長を支援する役割
●「皆で育てる、全職員が支え合う」の基本方針は変えず、プリセプターをサポートすることを盛り込んだ要綱を作成
●「皆で育てる、全職員が支え合う」の基本方針は変えず、プリセプターをサポートすることを盛り込んだ要綱を作成
プリセプターシップ
定義:新人看護師(プリセプティ)が職場と看護師業務に適応できるように、一人の新人看護師に一人の先輩看護師(プリセプター)が付き、一定機関マンツーマン方式で指導する方法
目的:プリセプティが、職業人として、また職場環境に適応できるように教育・支援する
基本方針
- 新人看護師の育成は、スタッフや管理者を含めた全員で育てるという意識を一人ひとりが持って関わっていく
- プリセプターはプリセプティの指導や教育全般に関わっていくが、プリセプティの職場適応や精神面での支援を行うことが特に重要な役割である
- プリセプターの支援役として教育リーダーを設ける
- プリセプター、教育リーダー、教育担当者、教育責任者は、お互いの意見交換や情報共有の場を定期的に設け、プリセプティに対して育成する意識を持つ。
研修風景
質の高い看護を実践できる能力を身につける為、様々な研修を行なっています医療機器取扱セミナー(新人技術演習)
発熱患者の情報収集(新人技術演習)
無菌操作とCV管理/尿道カテーテル、血培採取手順(新人技術演習)
吸引・フィジカルイグザミネーション(新人技術演習)
点滴・静脈注射/採血・皮下・筋肉注射(新人技術演習)
ポジショニングとスキンケア(新人技術演習)
口腔ケア・食事・経管栄養/移乗・移動(新人技術演習)
感染予防・標準予防策/安全確認動作(新人技術演習)
今年のキャリアチャレンジナース紹介
1.認定看護管理者教育課程 ~ セカンドレベルに2人の係長がチャレンジしました。
2.消化器内視鏡看護師 ~ 内視鏡センターの看護師がチャレンジしました。
消化器内視鏡技師 山根 愛
内視鏡室での業務内容は、患者さんの看護の他に、内視鏡の洗浄・消毒、処置具の管理、危機管理、検査・治療の介助など多岐に渡ります。消化器内視鏡技師(以下、内視鏡技師)とは、日本消化器内視鏡技師会が認定する専門資格を持つ技師のことです。資格取得の為には、実務経験、規定の学会・研究会や機器取り扱い講習会の参加、医学講義の受講を経て試験に合格する必要があります。
私が内視鏡技師を目指した理由は、内視鏡でできる検査や治療の奥深さに触れ魅了されたことや、そこにチームの一員として携われることにやりがいを感じたからです。資格を取得した現在は、より自身を持って内視鏡室に訪れる患者さんに看護を提供できるようになりました。
当院の内視鏡室では、内視鏡治療前後の病室訪問や医師・臨床工学技士を交えてカンファレンス行うことで、患者さんの病態や治療方針などを共有し、安全・安楽な医療を提供できるよう取り組んでいます。また、知識の向上にも役立っています。それぞれが専門職としての役割を発揮し活発なチームとして機能していくことが理想です。内視鏡技師として自己研鑽を続け、その一因になれたらと思います。