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■ 看護部長通信


看護部長通信
第1号 「あたたかい光」 平成28年11月16日
いつの間にか吐く息が白くなるころとなり、温かい鍋が恋しい季節となりました。 この度、時計台記念病院看護部を、多くの皆様に知って頂きたいと考え、「看護部長通信」を発行することに致しました。研修会の様子や看護部の日常での出来事などを通して、時計台記念病院看護部が「大切にしていること」「大切にしていかなければならないこと」や、看護部の理念「愛と信頼の看護」が伝わる様な内容にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
 さて、第1号、つまり創刊号に相応しい日常の出来事とは何があるだろう…と考えました。
あ〜あんな事があったな、あの事も伝えたいな〜と様々な事が浮かんできましたが、思い出すと心がポカポカと温かくなる最近の出来事にしたいと思います。
それは、毎日おこなっている部署の管理者による日誌報告での出来事です。前日の部署状況について(入退院状況や部署での気になる出来事など)報告を受けている時、ある部署の管理者が、「患者さんが「いい人生だった」という話をしてくれたんです。それを聞いてチームの全員がとても喜び、嬉しくなりました…」と満面の笑顔で、それは本当に嬉しそうに話してくれました。その管理者の話す姿を見て、患者さんと看護師が笑顔で話している光景が浮かびました。患者さんひとりひとりに物語り(narrative)があります。患者さんは、病の苦しさを持っていましたが、かけがえのない人生への思いを語ってくれ、看護師はその思いを分かち合えるという光栄に欲しました。ナイチンゲールの「看護覚え書」に“(どんな患者も)たった1人でもよいから、何でも自分の思っていることを素直に話せる相手がいてくれたら、どんなにありがたいことだろうと思っているのである”1)とあります。石垣靖子先生は、“アドボケートとしての看護師を「傍らにいることを許された者」と解釈し、「その人の傍らにある、寄り添うということは、素朴で最も人間的なケア」「患者さんのために傍らにいる、患者さんを尊重し、患者さんとともに感じようとすることで、看護師自身も安らぎを得ることができる」”2)と仰っています。管理者から聞いた出来事から、看護師は、アドボケート「傍らにいることを許された者」の役割を果たすことができていたことが伝わりました。私はその管理者に、患者さんがそんな風に看護師に話してくれるなんて、本当に嬉しいね。感謝だよねと伝えると、「私達が家族みたいになれたのかなと思えました。」と、幸せそうに誇らしげに言っていました。キラキラと眩しい笑顔を向けられ、愛と信頼が温かい光のように流れているのを感じることができた出来事でした。

※引用・参考文献
1)フロレンスナイチンゲール:看護覚え書、第6版
2)石垣靖子、清水哲郎:臨床倫理ベーシックレッスン



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